長野県安曇野(あづみの)はどんなところ?
長野県の中央に位置する安曇野市。雄大な山々を背に、豊富な水を湛えた水田が日本の原風景さながらに広がっています。安曇野には北アルプスに源を発する河川が形成した美しい扇状地があり、その末端では良質な天然水が湧き出します。その水量は1日あたり約70万トン。水田への流水はもちろんのこと、大正時代からはわさびの栽培に、また、わさび田で利用した後の水はニジマスの養殖池に循環させるなどして、この土地の産業を潤してきました。昭和60年には環境省選定の昭和の名水百選に「安曇野わさび田湧水群」が認証され、現在も日本の名水どころとして広く知られています。

北アルプスの自然が育てた天然水
北アルプスは、「花崗岩」で成る山が多いことで知られています。石英を主成分とした「花崗岩」には水溶性の成分が少ないので、この地層を通過した北アルプスの雪どけ水や雨水は、鉄分・マンガン・カルシウム等の含有量が少ないのです。実は、日本で名水といわれる水は、このような山から湧き出す軟水に多く見られます。また、安曇野の湧き水中のミネラル成分は、安曇野の森林の落ち葉や草などに由来するものが大部分です。自然界の生物がゆっくり時間をかけて分解し、地層に磨かれ、ミネラルバランスのよい天然水となって地下水脈に辿りついています。私たちの工場では、この地下水脈に採水ポンプをつなげ、天然水を汲み取っています。

おいしさの秘密は"自然そのまま"非加熱製法。
豊かな自然が育んだ天然水のおいしさ。このおいしさをそのままにお届けするために、東京アート㈱の製造工場では、ミクロフィルターろ過による非加熱製法を採用しています。天然水中に含まれる細かな異物(ほこりや微生物など)を取り除き、天然水のみボトリング。加熱処理を行う必要がないため、自然本来のミネラルバランスを損なうことなくお届けします。

どんな水質の天然水?
日本人の味覚に適した硬度の低い軟水です。そのままでの飲用はもちろん、出汁や煮物などの調理やお茶にご使用いただきますと素材の味をぐっと引き立てます。乳幼児の粉ミルクづくりにも適しています。

信州北アルプスあづみ野湧水の栄養成分表示
栄養成分表示(100ml当たり)
エネルギー | 0kcal |
たんぱく質 | 0g |
脂質 | 0g |
炭水化物 | 0g |
食塩相当量 | 0g |
カリウム | 0.08mg |
カルシウム | 0.50mg |
マグネシウム | 0.04mg |
- 硬度:14mg/L(軟水)
- pH:6.9